私たちにとって、競争よりも協力のほうが重要です。だからこそ私たちは毎年、他の生産者たちと話し合い、公正な取引慣行と製品価格を確立しているのです。こうして私たちは協力し合い、小規模生産者と彼らが暮らす地域を支援し、森林を大切に扱うことができるのです.

オーガニック農産物に対して小規模生産者に支払う適正な市場価格に加え、私たちは近年、生産者とそのコミュニティの生活向上のために50万ドルを充ててきた。この資金は、土地の権利確保、教育制度の改善、集荷インフラの改善、医療へのアクセス改善などに使われてきた。

私たちは森から自生している果物や種子を誇りに思っていますが、多くの小規模生産者にとっては、それだけでは生活していけないことも知っています。追加収入を得るために、私たちは有機栽培やバイオダイナミック農法に関心のある生産者に技術を教え、彼らがひとつの生産物だけに依存することなく、多様な生産ができるようにしています。

創業当時、ブラジル産ナッツのフェア・トレードに関する認証やベスト・プラクティス・レギュレーションは存在しませんでした。創業以来、私たちはナッツ業界におけるフェアトレード基準のパイオニアです。国連貿易開発会議（UNCTAD）のような政府機関が定めた有機取引基準への準拠に関して言えば、カンデラは2009年、92％の準拠率でペルー第1位となりました